【改良版】ビックリマンパロシールを自作する

 


 


2014.09.13 (Sat)



皆様こんにちわ。

相変わらず我がサイトは自作シール関連のアクセス数がダントツで多いのです。
なんだかどこだか知らないface bookにリンクが張られていたようで、そこからいらっしゃる方も多いようです。
「ゆとり風情が知ったような口きいてるぜ」とか言われていないといいけど…(*;θ;)

我がサイトのビックリマン関連のページはこちら。

自作ビックリマンシールまとめ
自作ビックリマンシールを作る

2015.4/7 追記
もっときれいにできる方法を実践したので、こちらも参照してください。

<も~っと!ビックリマン風シールを作ろう【完全版】>


今回は、前回予告した通り、ちょっと手間がかかるバージョンの作り方を紹介します。

前に紹介した作り方は、キラキラの透明シールを被せてキラキラに見せる作り方でした。
でもそれだと、キラキラがイラストの上にかかってしまったり、ホログラっぽい偽物の背景を用意したりしなきゃいけないのです。
自作シールやってる人に言わせると、「キャラにキラキラが乗ってるのはダサイ」そうで。
あくまでパロだからそれっぽければいい!ってことなら前の作り方でも全然オッケーです。
もっとカッコイイシールが作りたいぜ!という上昇志向の方は、今回のやり方をやってみると良いかも。
と言っても、まだまだ難点があるんですが…。


今回は、キャラの背景を実際にキラキラシートにしてみようと思います。



完成品がこちら。

まず、背景無しのキャラと文字だけを描いたバージョンのイラストを用意しましょう。



前回に引き続き、愛知ぽぷかる聖地化計画のキャラを使用していきます。
用意したイラストをワードなりエクセルなりで並べて、こちらの用紙に印刷します。



ステッカー作成シートです。
なるべく厚みの薄いものを選びましょう。
シート自体が白色になってる、「ホワイトタイプ」の物です。



印刷時の設定は、「写真用紙光沢」「きれい」で。
印刷前に要らない紙でテストプリントをしておくと安心です。



……色、全然違くね…?
まあいいや、サイズや描き間違いがないかチェックできたら印刷します。



本番では想像通りの色になりました。
よかったよかった。
印刷後、インクがしっかり乾いたら、キャラと文字を、白い淵が残らないようにカッターやハサミで切り抜きます。



このキャラをキラキラシートに貼っていくわけですが、雑に切ると汚く見えやすいので丁寧に。
透明タイプのステッカー用紙でなく裏が白い用紙にしたのは、貼ったときにホログラムが透けないようにするためです。
ですがこのキャラと文字はキラシートと別パーツなので、このステッカー用紙が厚ければその分だけイラスト部が盛り上がったシールになってしまうわけです。
というわけで、なるべく薄い用紙にしてね!
綺麗に印刷できて、皺の無いように貼る自信があれば、白タイプの転写シール(タトゥーシール)でも良いと思います。
もしくは、透明タイプのシールのイラスト部の裏から、マスキングして白スプレーを吹くとか、白絵具で塗るとか。
それだと厚みによって生じる段差も最低限で済むと思います。

さて、ではこっちの作り方に戻って…。
こちら、ダイソーのホログラムちよがみ。
キラキラの角ホロシートが5種類×3枚ずつ入ってます。
これに貼っていきます。
その前に、切り取った紙の淵を油性ペンの黒で塗っておくと見栄えが綺麗です。
この時に、コピックマルチライナーなどのミリペンは使わないように!
インクジェット紙をミリペン等で描くと、ペンの先が詰まってあっという間にペンがご臨終なさるので、細いペンはだめです。
このサイズのフェルトペンだと詰まっても別の紙に数回ペンの先を滑らせば生き返ります。



ホログラムは好きな色を選びましょう。
どれもきれいなので迷います。
リニモたんは爽やか&未来的なイメージなので、シルバーホロを選びました。



ペタッと貼って、48mm×48mmのサイズより少し大きめに切り取っておきましょう。
あとで修正しやすいので。

そしたら上から、印刷面保護のための透明シートをホログラムもすべて覆うように48㎜のサイズで貼ります。
一気に剥がして貼ってしまうのでなく、端から徐々に台紙をはがしながら貼ると気泡も埃も入りにくくて良いです。
保護シールを貼る前にホログラム面の指紋やゴミは取り除いてくださいね。
ホログラムシートは指紋が付きやすいです…。

この時、イラスト部の厚みでどうしてもキャラの周りだけ浮いちゃって、空気が入ってるのです…。
真空状態ならうまくはれたかな?(笑
やっぱり、厚みは薄い方がいいです。

貼れたら、48mmの正方形に整えておきます。
前に作ったシールを重ねて切ったら割と楽でした。
前のシールと比べると輝きが違う!
これで大方作業は終わりです。
ですがこのちよがみ、裏はシールになってないんですね。



この通り。
ちなみにダイソーには裏がシールになってるタイプのホログラムも存在するようです。
それが運良く売っていればゲットしましょう。
大抵パッケージの表にシールかどうかは書いてあると思います。

ではシールじゃなかったら?
ビックリマン「シール」なのに、シールじゃなかったらそれはもう別物ですよ。
というわけで、裏にシールを貼ります。

保護シート
イラスト
ホログラムちよがみ
シール
シールの台紙

の五層構造ですね。

シールは48mmの正方形になるのであればなんでもいいです。
貼ってはがせるものが望ましい。
私はステッカー用紙の余った部分を使いました。
パッケージに「強力粘着」って書いてあるけど、そうでもなかったです(笑

ホロはポリ塩化ビニルという素材でできてます。
これがまた厄介で、接着剤によってはなかなかくっつかないこともあるそうです。
無理矢理瞬間接着剤で付けてやりましたが。
瞬間接着剤も量を誤ると……。



こんなことに。
裏が溶けた?のか分かりませんけど、シール定着のために擦った所が、接着剤を裏につけた瞬間真っ白に…。



比べると、こうも違う。
残念ながらこのぽぷかるちゃんは失敗です。
多めに印刷してよかった。

リニモたんは瞬間接着剤でもうまくいきましたけど、失敗してからはこわくて手芸用ボンドで付けてみました。
瞬間接着剤より定着が甘いみたいで、なんか不安な感じです。
難しいです。


とりあえず、これで完成。



光を反射してキラキラと輝いて綺麗!
改めて、前に作ったものと比較。



輝きが違いますねー。
キャラや文字にホロがのってない!
結構大事よ。

他の2人も作りましたよ。



きらっきらです。



ぽぷかるちゃんはブルー系のホロ。
青って書いてあるけど、緑のほうが近いよなぁ…。
もうちょっとちゃんとした青色は無いのかねー。



エネミィ様はピンク。
イエローは何時か作る予定のコノハズくんにしようと思って。
ぽぷかるちゃんもエネミィ様も、背景のホロがきつい色になってしまわないか不安でしたけど、実際は綺麗にできてよかったです。





前の作り方より手間はかかりますけど、綺麗なキラキラでかっこいいと思います!
あ、裏のシール台紙も作りたい!という方はこちらの後半を参考に。
→自作ビックリマンシールを作る

本格的に生産したい人は、ホワイトインクの出るプリンターを購入したり業者に頼んだりしているそうです。
でもま、友達と交換するくらいならこの方法で作ってみても良いと思いますよー。
…交換する友達いないんですけどね…。
どうしてもマイナーなジャンルのキャラばかりになるので、イマイチ需要がわかりません。
今回、前回とこうしてビックリマン関連の記事を書いてるのは、敷居を下げたいからでもあります。
ゆとりでもいいじゃん!
もっとこうやって楽しめる機会を増やしたい!
そして私と交換会しよう!
いずれはマイナージャンルにビックリマンパロの土壌を築き上げて交換会をするのが野望です。
ホホホ……。


そうそう、今日、9月13日から心斎橋でビックリマン原画展があるそうじゃないですか。
しかも場所は、私の大好きな(ミホマツが入ってる)Big stepだそうで。
まだ会期に余裕があるので、そのうち行ってみようと思いますよー。
楽しみなことが増えて嬉しいです。





 





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